■第45回全日本バレーボール小学生大会 開会式(4日、調布・京王アリーナTOKYO)

スミセイVitalityカップ JVA第45回全日本バレーボール小学生大会の開会式が4日、都内で開催され、大会アンバサダーを務める元バレーボール日本代表の木村沙織さん(38)をはじめ、日本バレーボール協会会長の川合俊一さん(62)、元日本代表の江畑幸子さん(35)、狩野舞子さん(37)が出席した。

本大会は各県大会を勝ち上がった男子・女子・男女混合の代表チームが集い、5日、6日に予選を行い、勝ち上がった各8チームが7日に行われる決勝トーナメントに臨む。

晴れの大舞台を前に緊張する小学生たちに、川合会長は「明日からの試合、相当緊張すると思うが、緊張の中で試合をするという経験は必ず将来の役に立つと思う。緊張している仲間がいたら声をかけてあげましょう、バレーボールは仲間を助けるスポーツ」と言葉を送り、続けて「できることなら小学校を卒業した後も、中学・高校でバレーボールを続けてほしい。そして、この中から国を背負う日本を代表する選手が何人か出て欲しい」と“未来の日本代表”にエールを送った。

日本バレーボール協会会長の川合俊一さん

大会アンバサダーを務める木村さんと狩野さん、江畑さんは、抽選で選ばれた3チームの選手たちとパスをし合うなど交流を行った。そして囲み取材では、3日に閉幕した「バレーボール ネーションズリーグ」の話題に。

男女ともに連続メダルを狙った今大会だったが、女子は4位、男子はベスト8に終わった。木村さんは「男女ともに思った結果にはならなかったと思うが、今月から世界バレーが始まるので、ネーションズリーグで出た課題を立て直して、世界バレーでの良い結果を期待してます」と、日本代表の後輩たちへの期待を語った。

*トップ写真は左から、木村沙織さん、江畑幸子さん、狩野舞子さん