支援を得られなければ一部区間を廃線とする富山地方鉄道の方針を受け、富山市の藤井裕久市長は4日の定例記者会見で存続を求める考えを示しました。

富山市 藤井裕久市長
「アルペンルートを考えると、非常に魅力ある立山線なので、私としては残してほしいと強く思う」

一方で一日の乗車数が20人以下の駅があることから生活路線としては使いづらいと指摘しました。

富山市 藤井裕久市長
「廃止された場合は代替手段を考えないとダメなのでは。公共交通手段がなくなることはなくしたいと思っている」

そのうえで、藤井市長は観光面から存続の可能性を探りたいと述べ、該当区間の利用客が増えるよう市として可能な限り協力したいとしました。