今年度の最低賃金の目安を決める議論が厚生労働省で現在行われています。全国平均の時給で過去最大となる63円前後の引き上げで調整が進んでいて、きょうにも決まるとみられます。

最低賃金は、企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金で、現在は全国平均の時給で1055円となっています。

今年度の最低賃金の目安を決める議論は、きょう、44年ぶりとなる7回目の会合が行われていて、全国平均の時給で過去最大の6%前後、金額にすると63円前後の引き上げで調整が進んでいます。

これが実現すれば、全国平均で1100円を超えるほか、すべての都道府県で1000円を超えることになります。

目安はきょうにも決まるとみられます。