今月4日、戦後80年の節目に富山市にある県忠霊塔広場で平和への祈りを込めて桜の木の植樹が行われました。

戦争で亡くなった人たちを慰霊する富山市八ケ山の県忠霊塔広場で行われた植樹式には新田知事や県遺族会らが出席。

式では新田知事が「訪れる人々がこの桜を通じて戦争の記憶と向き合い平和への思いを新たにする場となることを心より願っております」と挨拶しました。

その後、遺族代表の半田優香さんらとともに平和への祈りを込められたシダレザクラの根元にスコップで土をかけ植樹を行いました。

遺族代表・半田優香さん(高校1年生):「色んな人に被害を知ってもらって、もう二度とこのようなことが起きないように、この桜が咲くのをみて、戦争があったことを思い出して戦争の恐ろしさとか怖さをもっともっと色ん人に繋いでいけたらいいなと思います」