地震が続く十島村から島外避難していた島民たちのうち、2日までに帰島を希望した全員が島に戻りました。

十島村ではトカラ列島近海を震源とする地震が先月から相次いでいて、先月3日には悪石島で震度6弱を観測しました。

このため悪石島と小宝島では、これまでに延べ70人が島外への避難を希望し、鹿児島市などに避難しました。その後、十島村では「震度4以上の地震が5日以上、発生しない」ことを目安に、先月17日から、希望する住民たちを順次、島に帰していて、島民の帰島が進んでいました。

そして1日夜のフェリーで、悪石島と小宝島の島民5人が、鹿児島港から島に向かい、2日、それぞれの島に到着しました。

これで自身の都合で鹿児島市に残る人を除き、帰島を希望した40人全員が島に戻りました。