北朝鮮の国営テレビが、きのうのICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験とされる映像を公開しました。金正恩総書記が妻や娘をともない現地で指導する様子も写真で報じています。
朝鮮中央テレビがきょう午後3時からの臨時ニュースで新たに公開したのは、きのう平壌国際空港で行われたICBM「火星17」の発射実験とされる映像です。
およそ7分にわたる動画では、移動式発射台から垂直に上がるミサイルの発射が様々な角度から捉えられ、繰り返されています。さらに空中高く打ちあがる様子も長く捉えられていて、最後には空中でさらに白い煙が広がっています。
韓国側は今月3日に行われた発射実験について、発射後、飛行に失敗したとしていて、北朝鮮としては成功をアピールする狙いがあるものとみられます。
北朝鮮側は、発射実験は「運用の信頼性を確かめるため」に行われ、成功したと強調していて、今回発射された「火星17」は、最高高度は6000キロメートルを超え、1000キロメートル近い距離を1時間あまりで飛行したとしています。
金正恩氏は「核には核で、正面対決には正面対決で応える」と話したと伝えていて、アメリカと韓国の軍事演習を強くけん制するとともに、今後も核攻撃の能力を開発していく姿勢を鮮明にしたかたちです。
また、今回の発射実験を金正恩総書記が李雪主夫人や娘とともに現地で指導したとも報じました。公開された写真には、金正恩氏が娘とミサイル発射を視察する様子も含まれていて、金正恩氏の子どものことが公式に報じられるのは初めてです。
一方、北朝鮮のミサイル発射を受けて、アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は18日、「たとえ発射が失敗だったとしても兵器開発プログラムは成長し、改善する」と懸念を示しました。ただ「アメリカ本土への脅威だとはみなしていない」としています。
カービー調整官は北朝鮮の核開発についても「急成長している」と話しましたが、ICBMに核弾頭を搭載できる能力を獲得したかどうかについては回答を避けました。
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