カムチャツカ半島付近で発生した巨大地震により、津波が観測された沿岸の水産業関係の被害に対応するため、岩手県の達増知事は実態把握に務める考えを示しました。

1日の会見で達増知事は、沿岸の各地で観測された津波により、水産業関係の被害への対応を問われ、次のように述べました。

(達増知事)
「共済とか保険とかそうした既存の制度で補える程度であれば良いが、それで補えないような深刻な被害があるかどうかは確認していきたい」

達増知事は、カキの養殖施設の被害などが想定されるとして、情報の収集を急ぐ方針です。

ただ、台風9号が日本に接近する影響で、実態の把握に時間がかかる可能性もあると説明しました。