老舗製麺所に聞くおいしい食べ方

一方こちらは、福岡県うきは市吉井町にある創業およそ200年を誇る長尾製麺。

一般的に麺をのばしやすくするために使われる油をいっさい使わないという、全国的にも珍しい製法でそうめんを作っています。

長尾製麺 長尾洋介 社長
「もともとそうめんっていうのは「水を食べる」っていう風に思っていますので、油がついていると、麺をかんだ時に水が麺から出てこないような感じがしてね」
そうめん作りに強いこだわりを持つ長尾社長に、シンプルなそうめんをよりおいしく食べるポイントを聞きました。

まずは、つゆにひと工夫。市販のつゆに加えるのが、だし用の袋にいれた鰹節。香りと風味をより引き立てます。
さらに・・・

長尾社長
「今度はお酢。ほんのちょっとだけ」

RKB 武田伊央アナウンサー
「小さじ半分くらいですね味がよりはっきり、ダイレクトに伝わってくる感じが」
長尾社長
「酢をちょっと入れると口の中がとがるから、それで私はちょっと入れる」
武田アナ
「冷たさや清涼感が増す感じがしますね。へー」
そして、最も大事なポイントがつゆ、薬味、氷水など「準備を整えてからそうめんをゆでること」

長尾社長
「これは吉井そうめんだからではない。全てのそうめんはやっぱりゆでたてがおいしいですから」
おいしい瞬間を逃さないように、ゆでたてを氷でしめて、いただきます!

武田アナ
「するする入る!おいしー」