福岡市の調査会社「ジーコム」のアンケートによると、1年前と比べてコメの購入量が減ったと答えた人は、「どちらかといえば」も含めて27.1%に上っています。
そしてコメの代わりに食べる頻度が増えたのが3位「パスタ」、2位が「食パン・バゲット」、そして1位が「うどん・そば・そうめん」となっています。
中でも夏の定番と言えば「そうめん」コメの高値、そして天候もあり今年の夏は例年にも増して「そうめん」の人気が高まっています。
早い梅雨明けと猛暑で売り上げは前年比6割アップ

福岡市内のスーパーマーケットです。
今年は、そうめんの売り場に変化が表れていました。

フードウェイ アイランドアイ照葉店 和佐野勇稀 店長
「暑いので一番目のつくところに置いています」
そうめんの特設コーナーを設置したのは5月下旬。
コメの高騰で麺類の需要が高まっていることを受けて、商品のラインナップを去年より10種類増やしました。
そこに、観測史上最も早い梅雨明けが重なり、今年は例年より早く「そうめん」が売れ出したと言います。

和佐野店長
「気温が高すぎるのですぐに売れていっているので、今回の売り上げは高くなっている」

こちらの店舗では、7月のそうめんの売り上げが2024年と比べて6割アップしたそうです。

来店客
「仕事から帰って作るのも大変で、そうめんがさっぱりして増えました」
来店客
「孫はそうめん好きで。特に今は夏休みだから、幼稚園とか学校休みだから簡単にできるし」