ウミガメは数日間食欲がありませんでしたが、現在はエサを食べられるまでに回復しています。

(おおいた環境保全フォーラム・内田桂理事長)「食べっぷりがいいから、元気になるのが早いかもしれません」
佐伯市蒲江では、今年に入って定置網などにかかって保護されたウミガメが、およそ80匹にのぼっています。その多くの個体の排泄物からは海洋ごみが見つかり、海洋生物への影響が懸念されています。

(内田桂理事長)「海洋への廃棄物を減らしていかないと、海洋生物に影響が出ることもあります。そうした意識を持ってごみ拾いなどに取り組んでもらえたらと思います」
今回保護されたウミガメは、1週間から10日ほど経過観察を行い、状態に問題がなければ海に帰される予定です。