岡山発祥の酒米「雄町米」を、雄町の稲穂から採取した野生酵母で発酵させた雄町尽くしの純米酒が誕生しました。

関係者に披露されたのは、純米酒「420 岡山県立大学雄町酵母」です。「御前酒」の蔵元「辻本店」と高島雄町米振興会、そして、岡山県立大学が共同開発したものです。

酒米のルーツとして知られる、岡山発祥の「雄町米」を原料にし、その稲穂から県立大学の学生が採取した野生酵母「雄町酵母420」を使って造った、原料も酵母もまさに雄町100%の日本酒です。

(試飲した人)
「よくある清酒とはちょっと違う、野性味が感じられるというか、おもしろいですね」

(岡山県立大学 栄養学科 田中晃一教授)
「すべて岡山の力を結集して、100%岡山らしいお酒ができたんじゃないかなと思います」

「420 岡山県立大学雄町酵母」は、きょう(8月1日)から販売されています。