そしてこのゲーム。天谷さんのサンバを楽しみにしていたのは、観客だけではありませんでした。

大盛穂選手
「スーツ姿の天谷さんしかあんま見たことないので、楽しみです。」
※試合では、天谷さんが踊る"センター"を守った

羽月隆太郎選手
「それで球場盛り上がるんじゃないですか?はい。期待ですね。」

上本崇司選手
「やるからにはやっぱり殻を破って思い切ってやらないと。中途半端が一番ダメなんで、ちょっとそこを期待してます。」

そして、試合が始まる午後6時。天谷さんは『着付け&メイクタイム』へ。"マツケン"ならぬ、"アマケン"へと変身します。

天谷宗一郎
「衣装がめっちゃ重い!」

衣装さん
「普通は本物ではなく、なんちゃってスパンコールなんですけど。きょうは全てがスパンコールなのですごく重いんですよ。でも光沢は全然こっちの方が綺麗です。」

Q緊張している?

天谷宗一郎
「踊っちゃったらすぐ終わるので。緊張はあまりない。」

天谷宗一郎
「(RCCアナウンサー)青山さんから『ホームランキャッチを振り付けで入れたらどうですか』っていう話はあったんで。ちょっとどっかで入れようかなとは思ってます。」

Qどんな試合展開で登場したい?

天谷宗一郎
同点!勝ち負けとかじゃない、同点がいいです。」

カツラを装着し、いよいよ本番。

ですが肝心の試合は、初回からジャイアンツの猛攻に遭い、カープは劣勢。期待していた展開にはなりません。
(4回終了時点 広島0-4巨人)

Qゲーム展開なかなか厳しいですね。

天谷宗一郎
「うん。いやでも『これを見て元気を出してください』っていうのもちょっとなんか嫌だから。球場が盛り上がるようなイベントになってほしいなと思います。」

すると天谷さんの思いが通じたのか、
5回裏にカープが猛反撃。球場のボルテージは一気に高まります。
(5回終了時点 広島4-5巨人)