水難事故をいかに防ぐのか
2003年から2025年まで、河川や用水路などで起きた事故3920件を分析している公益財団法人「河川財団」は、ある特徴を指摘します。

河川財団 菅原一成上席研究員「午後1時から午後4時が非常に多い。中でも、午後2時から午後3時前後がピーク」
水難事故は7月と8月で1年間の半分を占め、このうち昼下がりのこの時間に発生しやすいということです。
なぜなのでしょうか

河川財団 菅原一成上席研究員「時間の経過とともに気が緩みやすくなり、暑さで疲れも出てくる。午後の時間は眠くなり、注意力散漫になる時間帯でもある」
では、どうすればこうしたリスクを減らせるのでしょうか
河川財団 菅原一成上席研究員「プールで泳げるからといって川でも同じように泳げるかというとそこは全く別。水面より上を維持することが重要で、ライフジャケットの着用が基本」
さらに大人とのコミュニケーションも重要だといいます。

河川財団 菅原一成上席研究員「川には流れがあるという基本的なことを親子で確認する。深い場所もあれば浅い場所もある。流れが速い場所もあれば、緩やかな場所もある。プールとは違うことを親子でしっかり確認すること」














