津波警報の発表を受けて、神奈川県では9つの市と町で避難所が開設されています。

神奈川県によりますと、午後2時半現在、県内では横須賀市や平塚市など12の市と町に避難指示が出されています。

避難所は、藤沢市や小田原市など9つの市と町で開設されていて、少なくとも140か所あるということです。このうち、鎌倉市では市役所が避難所として開放されています。

市によりますと、午後3時現在、市役所に避難してきた人の数は、およそ1000人だということです。

記者
「市議会の議場も避難してきた人のために開放されています」

講堂や市議会の議場も開放されていて、なかには海外からの観光客の姿もみられました。

避難してきた人
「鎌倉市の対応が迅速で丁寧。すぐに水もみんなに渡るように配備してくれたし、非常食も用意いただいて」
「子どもがいるので、冷房がきいているところに避難させてもらってありがたい。(警報の)アナウンスが大きくて、ちょっと怖かった」

一方、小田原市では、小学校が避難所として開放されていて、避難してきた人に非常食などが配られました。正午現在、およそ300人が避難しているということです。