ロシア・カムチャツカ半島沖地震により太平洋側の広い範囲に津波警報が出されたことを受け、鳥取県は、30日午前、緊急に情報連絡会議を開き、北海道釧路沖で操業中の境港市の漁船8隻について安全が確認されたことが報告されました。
鳥取県によりますと釧路沖で操業していたのは境港市の共和水産所属の第一光洋丸と第八光洋丸を中心とする合計8隻の船団で、津波注意報が出た時点で沖合に避難して錨を下ろしているということで、安全は確認されています。
船団はマイワシ漁のため境港から出漁していました。
鳥取県には津波の警報や注意報は出ていませんが、平井知事は県民に今後も情報を集め注意するよう呼びかけました。