ライバル・慶應と、1点を争う熾烈な試合展開。


早稲田大学 応援部 玉城大基さん
「ただ我々が全力でやっている姿とか、その思いが野球部に届いて、力になればと、その一心でやってました」

思いを込めて、最後の応援を堂々やり切った玉城さん。その気持ち応えるように、選手達はグラウンドで躍動。伝統の一戦は玉城さんたちの後押しもあり、早稲田が勝利を収めました。

玉城さんの母 由利子さん
「お疲れさんですね、よく頑張ったと思います。本人はあまり多くは語らなかったんですけど、最後に本人の晴れ姿を見ることが出来て大変良かったです」

そして試合終了後、玉城さんを待っていたのはー

「以上を持って我々4年生は引退となります。みなさまご支援本当にありがとうございました」


早稲田大学 応援部 玉城大基さん
「やっぱりこれ(勝利後の校歌)が最高だなと思いました。指揮台の上で歌う校歌これに勝るものはないなと思いました。辛いことの方が多かったですけど、4年の秋の最後の神宮。こういう形で終えることが出来たのは本当に幸せなことだと思っています」
Q応援楽しかった?
「楽しかったです。それは即答できますね」

一度しかない青春に声を枯らし続けた大学4年間。思いを伝え続けた精一杯の応援は、神宮の杜にこだましていました。