毎日、練習が終わり、自宅に戻るのは、夜遅く。一人になって、ようやく一息つける瞬間がやってきます。
Q脱いだらリラックス?
「それはありますね学生服を着るとスイッチが入るというか、髪型はもうちょっとマイルドな感じにしますね。今だってバチバチになっちゃっているので」
学生生活の全てを、応援に捧げ、学ランを着続けた大学4年間。卒業後は航空大への進学を希望し幼い頃から目指してきた、パイロットとして地元・沖縄に貢献すること夢見ています。

早稲田大学 応援部 玉城大基さん
「乗客を乗せて空を飛ぶ、と言うこと自体にすごく憧れましたし頑張っている仲間が多いという中で、彼らの姿を見るときにやってやろうという気持ちになりますし」
Q応援っていいなと思う?
「思いますね。やっぱり人の心を打つのが応援だと思いますし周りにそれが伝わったりとか、逆に応援されたり、そういうことが非常に嬉しくて今までなんとか続けてくることが出来ました」
今月6日。東京六大学リーグ最終週、早慶戦第2戦。4年間の集大成となる舞台が、やってきました。
早稲田大学 応援部 玉城大基さん
「とりあえず目の前の応援に全力をつくす、感慨深くなることが今後いくらでもできると思うので、たまにそういう気持ちになることはあるんですけど、押し殺して頑張っています」
2万2000人の観客が詰めかけた、伝統の1戦。

玉城さんの母 由利子さん
「果たして息子がやっていけるのか最初は疑問だったけどやってきたこれまでの歩みを大きく花開くことが出来たらと思う」
入学時から憧れた神宮球場で。玉城くんも指揮台に上がり声を張り上げます。