台風9号は動きが遅く、小笠原諸島では台風の影響が長引く見込みですが、今週末頃にかけては、関東・東海地方へ接近する可能性があります。

台風9号は、30日9時には父島の北約210キロにあって、ほとんど停滞しています。

中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。

台風は、小笠原近海で動きが遅くなっており、31日にかけてほとんど停滞した後、勢力をほぼ維持して次第に北上する見込みです。

▼31日09時の予報
存在地域:父島の北約280km
進行方向、速さ:ほとんど停滞
中心気圧:985 hPa
中心付近の最大風速:23 m/s
最大瞬間風速:35 m/s

▼01日09時の予報
存在地域:八丈島の南南東約200km
進行方向、速さ:北西 15 km/h
中心気圧:985 hPa
中心付近の最大風速:25 m/s
最大瞬間風速:35 m/s

▼02日09時の予報
存在地域:伊豆諸島近海
進行方向、速さ:北西 10 km/h
中心気圧:980 hPa
中心付近の最大風速:30 m/s
最大瞬間風速:40 m/s

▼03日09時の予報
存在地域:関東の東
進行方向、速さ:北東 20 km/h
中心気圧:980 hPa
中心付近の最大風速:25 m/s
最大瞬間風速:35 m/s

▼04日09時の予報
存在地域:日本の東
進行方向、速さ:東北東 35 km/h
中心気圧:985 hPa
中心付近の最大風速:23 m/s
最大瞬間風速:35 m/s

今週末の8月3日にかけ、台風の進路や発達の程度によっては、東日本の太平洋側を中心に暴風や大しけ、警報級の大雨となるおそれがあります。

台風の中心が予報円に入る確率は70%です。引き続き、最新の情報をご確認下さい【雨と風のシミュレーションを画像で掲載しています】。