勝龍寺 白土龍明住職
「心の引きこもり、そういうものが動物を通して、心が解放されて元気になるんですね。そうすると、悩んでいる、自分の殻にこもっているものが解放される。とても良いお仕事をされているなと思います」
上江田さんは那覇市で生まれ、学生時代をうるま市で過ごしました。その後、関東のIT企業におよそ30年勤め、リーマンショックなどの影響を受けて50歳で沖縄に戻ってきました。
離れていた時間があるからこそ沖縄の魅力に改めて気がついたという上江田さん。実は、上江田さんには、沖縄の魅力を発信
するもう一つの顔があるんです。それは・・・

【上江田YouTube動画「沖縄ゆんたく放送」】
「ウェルカムトゥ沖縄!めんそーれ沖縄!」
なんと、上江田さんはチャンネル登録者数1万7千人を超えるYouTuberなんです。IT企業に勤めていた経験を生かして自ら撮影、編集を行い、ヤギ達との暮らしや、50歳から独学で始めたという三線の演奏、さらには上江田さん作詞作曲のオリジナルソングなど
を配信しています。
やぎの山学校 上江田武信 校長
「三線始めた時に沖縄の魅力を発信したい、沖縄の音色を発信したいって思って、YouTubeをずっともう10年以上続けています」
最近は、やぎの山学校の近くにある畑で、ヤギ達のエサとなる野菜やヒマワリを育てている様子も配信しています。
上江田さんが宜野座村に住み始めたのは去年の6月。
宜野座村には特別な魅力を感じているといいます。
やぎの山学校 上江田武信校長
「何もない贅沢というのがあるんだというところに気づきました。こういう何もないところで、まずは弁当食べたり、汗を流してみたり、太陽の光をいっぱい浴びた時に感じるものが、私が感じたようにあると思うんですね」
そんな上江田さんが、宜野座村への思いを込めた歌があります。
【♪宜野座村の歌 上江田さん作】
「♪恋と言われりゃ 愛たくなって おいでよ宜野座村」
やぎの山学校 上江田武信校長
「なぜ宜野座が今気に入っているか、なぜ心の中から宜野座の歌まで生まれるかというのは本能というか直感だと思うんですね。生まれる場所は選べない。だけど、暮らす場所は選べる。水がとっても合うってこの感覚なんだとすごく感じます」
【♪宜野座村の歌】
「行こう 行こう 心はずませ おいでよ宜野座村」
宜野座村を訪ねるとヤギと暮らし、宜野座村の魅力を歌にのせて発信するYouTuber上江田さんの姿がありました
【記者MEMO】「やぎラン」
上江田さんは「ドッグラン」ならぬ「やぎラン」を作る計画もあるそうです。上江田さんの歌や、やぎの山学校の様子はYouTubeチャンネル「沖縄ゆんたく放送」でご覧いただけます。