天皇陛下は太平洋の島しょ国であるミクロネシアの大統領を皇居に招き、懇談されました。
天皇陛下はきょう午前11時ごろ、お住まいの御所の車寄せで、大阪・関西万博の「ナショナルデー」にあわせて来日しているミクロネシアのシミナ大統領(63)を笑顔で迎えられました。
陛下は御所の小広間で大統領と懇談し、気候変動による海面の上昇や、干ばつ対策などをテーマに会話されました。
宮内庁によりますと、ミクロネシアのチューク州は先の大戦で「トラック諸島」と呼ばれた激戦地だったことから、陛下は「今年は戦後80年ですが、チューク州においては、多くの方が亡くなられて非常に痛ましく思います」と話されたということです。
また、現地で亡くなった人たちの遺骨の収集や日本への移送については、「ミクロネシア政府が協力してくれていることに感謝します」と述べられたということです。
シミナ大統領は「戦後の日本が果たしてきた平和への貢献や役割を高く評価しています」と話すなど、およそ30分間にわたり通訳を交えて懇談されました。
注目の記事
「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】









