福島県内は、29日も多くの地点で猛暑日となるなど、厳しい暑さが続いています。人気の観光地では、暑さ対策をしながら楽しむ人の姿が見られました。
関根佑記者「大内宿は時折風が吹くと涼しいんですが、日が差すと暑さを感じ、少し動いただけで汗をかいてしまいます」
29日も県内は、高気圧に覆われて気温が上がり、最高気温は、福島市で39.0℃、会津若松で38.8℃など、18地点で猛暑日となりました。
下郷町の大内宿では、日傘をさしたり冷たいものを食べたりして、暑さをしのぐ観光客の姿が見られました。

青森から来た家族「すごい暑い。きのう来たけど暑くて暑くて」子ども「水が飲みたい。冷たい水が飲みたい」
日本の原風景を楽しむことができる大内宿は、海外の観光客からも人気で、この暑さにまけず楽しんでいました。
フランスから来た観光客「いいね、平和的で美しい。とても暑いけどとてもいい」
観光客の中には「涼しさ」を期待して訪れる人もいるそうですが、気温の上昇は大内宿も例外ではありません。
大内宿の店の人「(観光客から)涼しいと思ってきたのに、こんなに暑いのといわれるくらい。全国ニュースでも福島は暑いと流れているので(観光客は)少なく感じる。熱中症に気を付けて来てもらえれば来てもらえるだけでうれしい」
夏休み期間は、観光地に行く際も熱中症対策を万全にして楽しみましょう。