“石破おろし”が焦点となるなか開かれた自民党の会合。予定を大幅に超え、4時間にわたって行われました。会の終了後、石破総理は「果たすべき責任を果たしたい」と改めて続投の意思を示しました。どんなやり取りがあったのでしょうか。

石破総理 参院選大敗を陳謝 ”続投”には理解求める

緊迫した空気に包まれた自民党本部。
参院選の大敗を受けて開かれた両院議員懇談会。その冒頭で石破総理は、謝罪の言葉を口にしました。

石破総理
「先般の選挙、大変厳しい結果となりました。多くの同志の皆様方、議席を失うことになりました。深く心からお詫びを申し上げます」

党内で公然と強まる“退陣論”。石破総理は、アメリカとの関税交渉の合意に触れ、自らの続投への理解を求めました。

石破総理
「この(関税交渉)合意の着実な実行ということに、私どもとして全力を尽くし、万全を期したいと考えているところでございます。国家・国民に対して、決して政治空白を生むことがないように責任を果たしてまいりたい」

懇談会は、党に所属するすべての議員が出席できる形で実施。会場には、選挙で議席を失った議員の姿もありました。