川下りでごみ回収するも…「ごみのない状態キープするのが難しい」

こうした放置されたごみを片付けているのが、ゴムボートでの川下りの会社を営む柴田さんら地元のボランティアです。柴田さんによると、多摩川上流では特に7箇所が、近くにバーベキューができるエリアがあり、ごみが多いポイントだといいます。

みたけレースラフティングクラブ 柴田大吾 代表
「夏になって川のごみが増えた。毎週やっているけど、ごみのない状態をキープするのが難しい」

5年前から毎週月曜、ボートに乗りながら、川や河川敷のごみを撤去してまわっています。中州につくと…

みたけレースラフティングクラブ 柴田大吾 代表
「きのうもここに20人くらいの人がいて、(ごみを)持って帰ってくれるかなと思ったがやっぱりダメでした」

一見綺麗に見えますが、草をかき分けるとそこには大量のごみが。

Nスタ
スリッパトングビール缶ですね、あともありました。うわ、ソースがついている、汚い」

こちらの草むらでは、折りたたみ式の椅子を発見。

みたけレースラフティングクラブ 柴田大吾 代表
「壊れているから捨てていったんですね」

わずか1時間半でこれだけの量のごみを回収しました。

みたけレースラフティングクラブ 柴田大吾 代表
「日本人も海外の人も、ごみや持ってきたものは持って帰ってほしいですよね。マナーを守ってうまく使っていきたいなと思う」