青森県七戸町の天間林地区を流れる農業用の水が少なくなり、県は「天間ダム」から最大出力で放出される水が通常の3分の1に留まっていることが影響している可能性があるとして、宮下宗一郎 知事が現地を訪れ、状況を確認しました。
七戸町・天間林地区の約700ある農家は農業用として、天間ダムの水を使用しています。
県によりますと、7月20日時点のダムの貯水量は平年並みですが、何らかの原因で、最大出力で放出される水の量は通常の3分の1ほどに留まっているということです。
26日からは東北農政局から借りているポンプ10基で吸い上げた水を放出し、対応していますが、原因究明には至っていません。
青森県 宮下宗一郎 知事
「老朽化みたいな話もしっかりと対応していく、あるいは気候変動でのダムの貯水量の増減に応じた、きめ細やかな措置もしていかないと、やっぱり機能しない。ダムだけの問題じゃない。6月、7月の渇水っていうのが重なって、こういう状態になっている」
また、雨が少ないこともあり、農家は農業用に使う水が不足しているといいます。27日から、地区を2つに分けて、2日ごとに交互に水を流す取り組みを始めました。
天間林土地改良区 水土里ネット天間林 小又福藏 理事長
「両方に水を張ると、この半分くらいしか来ない。最低限度、21日までポンプアップできるような状態だといい」
県は、ダムから放出される水の量が減ったことについて調べるためには、ダムの放水を完全に止める必要があるとしていて、「調査は時期を見て行う」としています。














