
地元住民 井上隆雄さん:「隣の人がなんか山おかしいよというので見ていたんです、自分で。上のがこう来て、それで治まると思ったらまた下へ来て。それでまたこれが来て。それでそのうち松寿荘の非常ベルがガンガンなったので」
自宅には小学校低学年の娘2人など5人の家族がいました。
地元住民 井上隆雄さん:「これは危ないと思ってそれですぐ娘たちを連れて逃げた。自分はもうだめだと思ったね、ここまで見えたから」
26日は、市内で土砂災害を想定した訓練や教訓を伝える催しも実施されました。

災害後に設けられた地附山公園で行われたのは要救助者をヘリで救助する訓練。
長野市 荻原健司市長:「26人の方々が亡くなってしまった大きな災害を決して風化させることなく、その時に学んだことを次の世代にしっかりと引き継いでいく、いかしていく」