お盆期間、東北地方の高速道路の状況を渋滞予報士が分析しました。
宮城県内では、東北道の下りが8月9日、上りは16日に最大10キロの渋滞が予測されています。

ネクスコ東日本東北支社 三皷快渋滞予報士:
「下り線は8月9日土曜日の午前中に注意が必要、上り線は8月16日土曜日の夕方の渋滞に注意してもらいたい」

ネクスコ東日本東北支社は、渋滞予測に携わる三皷快渋滞予報士が、お盆期間、東北地方の高速道路の混雑予測を発表しました。

宮城県内では、いずれも東北道で下りが、8月9日の午前10時、鶴巣PA付近で最大5キロ、上りは、8月16日の午後6時、古川IC付近で最大10キロが見込まれています。東北地方でお盆期間での5キロ以上の渋滞回数は、2024年並みということです。

ネクスコ東日本東北支社 三皷快渋滞予報士:
「合流の際にも渋滞が発生している。緑色の車が入ってくるときに赤い車の速度が低下し、青い車が車線変更すると後ろの車が走行側追い越し側ともに速度低下を引き起こす」

速度低下が起こりやすいSAなどからの合流地点や下り坂から上り坂にさしかかる「サグ」と呼ばれる場所が、渋滞発生の大半を占めるということです。

ネクスコ東日本東北支社 三皷快渋滞予報士:
「上り坂での速度低下に注意することや無理な車線変更を控えてもらうことに協力してもらいたい。事前に渋滞予測を確認してもらい、ピーク日やピークの時間帯を避けて予定を立ててもらえればと思う」

三皷渋滞予報士によりますと、お盆期間に移動するのは、3連休明けの8月12日がおすすめだということです。