今後の焦点は…?


(大石アンカーマン 生中継 午後5時過ぎ)
東京・千代田区にある自民党の党本部、9階建ての建物の8階にはカーテンが。中をうかがい知ることはできませんが、ここで両院議員懇談会が開催されています。
果たして荒れた場となっているのか、意外に冷静な話し合いが行われているのか。報道陣はシャットアウトされていますので、中の様子を知ることはできません。
この両院議員懇談会ですが、元々は臨時国会の前の日、7月31日に開催される予定でした。この日ですと初登庁の国会議員も東京に来ているのではないかということで、セッティングされたようなんですが3日前倒しで、きょう開催されています。
これによって様々な影響が出ているんです。


例えば愛知選挙区の酒井庸行さんは3回目の当選を果たしましたけれども、きょうは地元で今回の参院選の総括を行う大切な会が行われているということで、そちらを優先して懇談会には出席しておりません。
そして岐阜選挙区で初当選を果たした若井敦子さんは、支援者回りなどの予定が入っていたそうですけれども、急きょ呼び出されて全ての予定をキャンセルして懇談会に出ています。「自分が初当選後、初めての自民党会議がこんな場になるとは思ってもみなかった」と話していました。
今後の焦点は総裁を辞めさせることもできる両院議員総会、これがいつ開催されるかということになります。開催をするための条件、党所属の国会議員3分の1の署名は集まりましたが、後は党執行部が一体どんな判断をするのか、注目されます。