第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕)への出場をかけた福岡県大会、決勝の結果です。
九国大付に圧勝した西短大附が、参加132チーム(134校)の頂点に立ち、甲子園への切符を手にしました。
第107回全国高校野球選手権大会 福岡県大会 決勝
西短大附10ー1九国大付
去年の夏、今年の春大会に続き3季連続の甲子園出場を目指す西短大附と2年ぶりの甲子園出場を狙う九国大付との決勝戦。
西短大附は1回ウラ、九国大付の先発・山田瑠毅を攻め立てる。1番・奥駿仁がヒットで出塁すると、3番・斉藤大将のタイムリーで1点を先制する。
2回ウラ、西短大附は6番・山下航輝がホームランを放つなど、打者一巡の猛攻を見せる。九国大付はたまらず2人目・岩見輝晟、3人目・山本嘉隆を送るが、この回、一挙6点を追加する。
九国大付は7点を追う4回表、4番・城野慶太、5番・三宅巧人、6番・吉田秀成の3連打で1点を返す。
6回表、7回表と西短大附の先発・中野琉碧からチャンスこそ作るが、要所であと1本が出ない。
結局、中野琉碧が9回を1人で投げ抜き、西短大附が夏連覇、春夏3季連続の甲子園出場を決めた。