「SBCこども未来プロジェクト」、今回は被災地との交流を通じて復興や防災について考える長野市の小学生です。
(長野市川中島小の児童)「輪島市のみなさん、こんにちは!」
長野市川中島小学校の6年1組。

能登半島地震や豪雨で被災した石川県輪島市の小学6年生と7月、オンラインで交流しました。
(川中島小6年・吉越彩詠さん)「輪島市の被害をテレビなどで知って何か助けたいなと思って始めました」
吉越さんは去年、輪島市の現状を取材し、夏休みに新聞を作りました。

これをきっかけにクラスで話し合い、今回の交流が実現しました。
(長野・川中島小の児童)「困ったことはどんなことですか?」
(輪島市の児童)「体育館や公民館などに集まって、段ボールなどで仕切りを作って生活していました」「そして一週間以上お風呂に入れず辛かったです」

被災地に心を寄せながら、防災や復興について考えます。
(長野・川中島小の児童)「長野県にいる私たちに、どのようなことをしてほしいと思いますか?」
(輪島市の児童)「まだ道はあまりよくありませんが、遊びに来てほしいと思います」
交流を通して生まれたのは、未来への「絆」です。
(輪島市の児童)「僕たちのことを思ってくれているので感謝しかない」
(長野・川中島小の児童)「輪島市で起きたことを忘れない 次の世代にもつなげていきたい」
(川中島小・吉越さん)「いまを生きる私たちだからこそできることを考えて、実現、実行していきたいと考えています」