福島県は、水田のイネに被害を及ぼすカメムシ「斑点米カメムシ類」が多く発生する見込みとして、県内全域に注意報を発表しました。
「斑点米カメムシ類」は、稲の穂から養分を吸って玄米の一部に斑点を作るため、米の等級が落ちるなどの被害を与えます。
県が、7月上旬に県内34地点の水田周辺で行った調査によりますと、今年は発生した地点が例年より1割ほど多く確認されたということです。
原因は、エサとなるイネ科の雑草が多かったことなどとみられ、今後1か月は平年より気温が高い予想で多発が予測されるため、県内全域を対象に注意報を発表しました。
県では、農薬の散布など的確な防除対策をとるよう農家へ呼びかけていくほか、7月10日には果樹に被害を与える他のカメムシに対しても注意報を出しています。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









