渋滞解消を目的とした熊本西環状道路の「池上熊本駅IC」の開通日が、10月19日に決まりました。大西市長は「半導体生産拠点へのアクセスも速くなる」と期待を寄せています。

熊本西環状道路は、北区・下硯川町から南区・砂原町までを結ぶ全長約12キロの自動車専用道路です。

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下硯川ICから花園ICまでの区間はすでに開通していて、新たに池上熊本駅ICまでの約4.6キロが通れるようになります。

これにより、北区役所から熊本駅まで1時間かかっていたのが30分ほどに短縮される他、交通の分散化が期待できるとしています。

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また、今後予定されている砂原IC、中九州横断道路につながる「熊本環状連絡道路」が開通すれば、菊陽町のTSMCなどの半導体生産拠点から熊本港までの所要時間は、現在の1時間半から約30分にまで短縮すると見込まれています。

「花園IC~池上熊本駅IC」区間の開通は10月19日の午後3時で、当日はセレモニーなどを予定しています。