地元からは塀などの設置を求める声

今年5月には地元の丸山連合振興町会が、防犯カメラや侵入防止の塀などの設置を求める要望書を阿倍野区役所に提出。

地元町内会の会長の1人は「地域の住民が安心できるガードを設けるとか、とにかく“これなら大丈夫”と私たちが思える対策をしてほしい」と話しています。

阿倍野区役所は「消防署や警察署などの関係機関と連携し、建物管理者に対して建物の適正管理について助言・指導を行ってまいります」としています。
4月以降に高校生ら11人を補導 大阪府警「夏休みなので取り締まりを強化していく」

捜査関係者によりますと、今年4月以降、肝試しなどをしようと建物の周りのバリケードを乗り越えた11人の高校生らを補導したということです。


大阪府警阿倍野署は「敷地に入ることは建造物侵入になるため、遊び目的での侵入はやめてほしい。これから夏休みが本格化するため、取り締まりを強化していく」としています。