■上映場所は塩釜市のシンボル「壱番館」
映画が上映されるのは、塩釜市の中心部にある複合ビル「壱番館」です。3階と4階には市民図書館があり、5階には映画の上映などができる「遊ホール」が入っています。地元出身の舞木さんにとっても思い出深い場所です。
舞木さん
「私も子どものころにアニメとかを友達と見に来るくらい縁のある場所だったのでそれが災害以降も同じ場所に残っていて映画館として今回映画ができるということは1つ歴史の中に刻めると思い嬉しい。」
1990年にオープンした壱番館。1階の商業エリアには家電量販店などが入り、当時は、多くの人でにぎわう街のシンボルでした。しかし、35年経って1階などの商業エリアに入っていた店舗はほとんどが閉店しかつての面影はありません。図書館や遊ホールは去年4月から指定管理者制度を導入し民間の企業が運営していて、にぎわいの創出に試行錯誤をしています。
壱番館 遊ホール 畠山慎司館長
「どうやったら塩釜市民に喜んでもらえる施設にできるのかというのを日々模索している。今回、映画はかなり売れているので相当な数のお客さんが来るのを楽しみにしています。」
舞木さん
「自分が頑張った姿を地元に戻ってきて見せれるというのは一つの恩返し。宮城で作った作品がどう届くかというのを肌で感じれるし、期待値が高い。」














