宮城県は「週休3日」が可能となるフレックスタイム制について、2026年1月1日から対象を全職員に拡大することを決めました。

宮城県が2026年1月1日から原則、全職員を対象とするフレックスタイム制では1か月間の勤務時間を満たせば、7時間45分となっている1日の勤務時間を延長してその分、週の休日を1日増やし週休3日とすることが可能です。これまでの対象は介護や育児をする職員だけでしたが、2024年、県が職員を対象に行ったアンケートで回答者の7割が対象の拡大を希望していたことから検討を進めていました。

2025年6月の県議会で関連の条例改正案が可決され、2026年1月1日から全職員に対象が拡大されます。宮城県は「ライフスタイルに合わせた働きやすい環境の整備を進め、新規職員の採用の面でも効果に期待したい」と話しています。