“繰り返された交渉” 合意に対し石破総理は…

石破総理
「常に交渉というのは100対0というものではございません。対米黒字を抱える国の中で、最大の引き下げ幅というものが得られたということは、それは大きな成果だと」

合意後、石破総理はこう話しました。思えば、トランプ関税に振り回された3か月半でした。

トランプ大統領は、4月2日に相手国と同じ水準の関税を課す「相互関税」の導入を発表し、日本に課されたのは24%でした。

世界に先駆け交渉に向かったのが赤沢大臣でした。

トランプ氏からサイン入り帽子をプレゼントされたこの時の交渉は、「日米で可能な限り早期に合意する」などという内容に留まりました。

赤沢大臣(4月16日)
「(私は)格下も格下ですので、出てきて直接話をしてくださったことは本当に感謝している」

こうした交渉を繰り返す事7回。しびれを切らしたトランプ大統領は、こんな脅しも…

トランプ大統領(7月1日)
「日本には30%か35%か、我々が決定する関税を支払ってもらう」