定価3000~4000円の折り畳み日傘 月額280円で借り放題サービス

全国の熱中症救急患者数(月別)は7月にピークを迎えます。どんな対策ができるでしょうか。例えば、日傘のシェアリングサービスがあります。

日傘シェアリング「アイカサmini」では、7月10日から折り畳み式の「晴雨兼用傘」が登場しました。

▼都内の主要駅
約150か所 3000本

▼利用料金
1日140円・月280円(1回に2本まで)

▼遮光率 99.99%以上
▼体感温度 最大7℃下げる

極論、ひと月ずっと家に持ち帰ってOKです。
月額を支払えば、定価では3000~4000円する立派な日傘を使用できます。

借り方も非常に簡単です。専用アプリの地図から日傘がある場所を選んで、QRコードを読み込んで、クレジットカードなどで決済するだけ。

今は都内限定ですが、来年以降、全国に展開も検討しているということです。

全身冷やす「熱中症救護袋」

8月上旬以降に「熱中症救護袋」が学校、イベント会場、商業施設に設置される予定です。

重さ3キロ、190センチぐらいの人までだったら入れる袋です。袋に大量に水をいれて、火照った体を一瞬で冷やすことができます。つまり、熱中症で倒れそうな方に入ってもらって、体温を10分以内に2℃低下させることができるといいます。

考え方としては、AEDの熱中症バージョン。イベント会場などで貸し出す、もしくは購入することで、8月上旬以降に設置されるということです。

山形純菜キャスター:
すごく冷えた水じゃなくても良いんですか?

井上キャスター:
基本的には水道水で大丈夫です。さらに、そのまま搬送にも使えるということです。