長岡駅“謎の扉”の先に―

井浦さんの隣に扉がありますが、ここに?

JR長岡駅 井浦恭代さん
「そうです。こちらに自動改札機を持ってきて、臨時改札口を設置して対応します。去年は会場からお帰りのお客様にご利用いただいた改札口になりますが、今年は土日開催ということで、花火会場に向かわれるお客様にも利用していただこうかなと」

扉の奥には、業務用の通路があります。この“秘密の通路”を通って、駅の外へスムーズに出られるようになります。通路の先は駅の駐車場に通じていて、長岡花火が始まるまでは会場に向かう観客用に、そして花火が始まった後は、新潟方面に向かう上越新幹線 自由席を利用する乗客の臨時改札口になるのです。

さらに在来線でも同様に、今ではほとんど使われることがない『1番線ホーム』を利用して、越後湯沢方面や直江津方面の列車が停まるホームに進むことができるようになります。

普段は入ることができない“1番線ホーム”

普段は臨時列車や通過列車が利用するこのホームを活用することで、利用客は混雑したコンコースを通ることなく、スムーズに列車に乗車できるのです。