ホームできのう21日、FC大阪との大一番に臨んだ鹿児島ユナイテッドFC。アディショナルタイムの劇的決着にスタジアムが沸きました。
(記者)「3連休最終日、多くのサポーターが駆け付けました。勝利が必要な重要な一戦、まもなくキックオフです」
7000人を越えるサポーターが駆けつけた白波スタジアム。ここまで5位のユナイテッドは、2位・FC大阪と対戦しました。
立ち上がり、ユナイテッドは攻め込まれる展開に。それでも運も味方し、無失点で切り抜けます。すると前半13分、近藤のスルーパスから抜け出した河村の今シーズン3ゴール目でユナイテッドが先制します。
しかし、前半39分、コーナーキックのこぼれ球を豪快に決められ、1対1で試合を折り返します。
J2昇格に向け、勝利が必要なユナイテッド。後半、猛攻を仕掛けます。後半11分、近藤から再び河村。再三、ゴールに迫るも決めきれず、試合は同点のままアディショナルタイムに。
終了の笛が近づくなか、歓喜の瞬間はラストワンプレーで訪れました。途中出場のアンジェロッティが決めた劇的な一撃。
激闘を制し勝利をつかみ取ったユナイテッド。4位浮上で、上位陣との差をつめました。(鹿児島ユナイテッドFC 2-1 FC大阪)
(アンジェロッティ選手)「ゴールの瞬間はとても幸せだった。首位に立つためには勝点が必要なので、最後の瞬間にゴールを決められて素晴らしい気分」
(河村慶人選手)「サポーターのみなさんの歓声より、僕たちの喜びがすごかった。鹿児島が一体になった喜びだった」
首位との勝点差9の4位に浮上したユナイテッド。次の試合は、今月26日(土)にアウェーで13位の群馬と対戦します。