参院選山梨選挙区で自民党の現職森屋宏さんは3選を目指していましたが敗れる結果となりました。組織力で逆風に立ち向かいましたが及びませんでした。
自民党 森屋宏氏:
「涙を流して自分のために力を貸していただきたいなんていう、私にとってこんな恥さらしなことはありません。こんなことを皆さんに頼まなきゃならない自分が情けなくてしょうがない」

厳しい逆風にさらされた自民党の現職・森屋宏さん。
県連会長としてここ数年、自民党の勝利の源となっていた組織力の強化を進めてきた立役者でもありましたが、今回頼ったのは長崎知事。
不記載問題での役職辞任から復帰させ全面支援を受けました。選挙期間中には長崎知事が自らの支援者に森屋さんへの支持を呼びかけたほか、終盤には知事の音声で電話をかけるなどしましたが…
自民党 森屋宏氏:
「活動不足、努力不足 これが全てですので、本当に皆様方申し訳ありません」
参議院議員2期12年、また県連会長として10年にわたり県内自民党のトップに君臨してきた森屋さんの落選は組織に頼る選挙のあり方と今後の県政界の勢力図の大きな転換点となりそうです