選挙前から議席を大きく減らし、参議院でも過半数割れとなった与党。石破茂総理は、21日、自民党本部で会見し、続投する意向を示しました。
2007年の参院選で自民党が惨敗した際、当時の安倍総理に自身が退陣を迫ったことを問われると…

石破茂 総理
「ここから先は、まさしくいばらの道であると、このように考えております。昨年の臨時国会、今年の通常国会での熟議の経験も踏まえまして、より真摯に丁寧に、他党との議論を深め、赤心報国の思いで、国政に当たってまいります。国民の皆様方、各党の皆様、御理解と御協力を心よりお願いを申し上げます。」
21日午後、自民党総裁として臨んだ記者会見で、選挙の結果に対し重大な責任を痛感するとする一方、「米国の関税措置、あるいは物価高、明日起こるかもしれない首都直下型地震、あるいは南海トラフ。そのような自然災害、そして、戦後最も厳しく、複雑な安全保障環境、国難とも言うべき厳しい状況に直面をいたしております。」と述べました。