出口調査では?

支持政党別の投票先を見たグラフのポイントの一つは、無党派層の票の行方です。
5割以上が打越さんに投票したと回答し、中村さんは2割ほどにとどまりました。

打越さん陣営では、政策だけではなく人柄が伝わるような動画もSNSで積極的に発信したことが無党派層の取り込みにつながった一因とみています。

メダリストとしての知名度から、中村さんも無党派層への浸透を期待されましたが、「逆風が吹き続く“自民党の候補者”と見られてしまった」という声が陣営からは聞かれました。

【自民党新潟県連 総務会長 中村康司 新潟県議】
「ある程度最初から予想できましたけど、自民党に対する“逆風”が非常に強かったなと改めて感じている」
【自民党 斎藤洋明 衆院議員】
「他党がどうというよりは、自民党として反省しなければいけない点が多々あると思う」