“自民”得票率の急落に「真摯に受け止めたい」


次に今回の県選挙区での候補者別の得票率を見ていきます。
宮本さんが全体の40・3パーセントを占めました。ただこれは、前回3年前の参院選県選挙区での岡田直樹さんの得票率=64・53パーセント、また同じ年に宮本さん自身が戦った補欠選挙での得票率=68・41パーセントと比べればかなり厳しい結果といえます。

Q 数字で見ても保守地盤の選挙区で苦しい戦いだったことが分かりますが、新興政党である国民民主党や参政党に流れた民意を、自民党としてはどのように受け止めていますか。
宮本周司 氏
「当然公約を含めた政策を訴えた中で県民の民意がほかの政党の候補者を支持したこの数字というのは真摯に受け止めなければと思う。我々も政策を実施するうえで手続上、時間がかかることであったり短期ですぐに効果が得られること、さまざまなことを考えて組み合わせてまず国民の皆様の生活への負担、家計への負担をしっかりと補っていくことが必要だと思っている。今回の結果は真摯に受け止めてその民意も分析したうえでこれからの政策に反映しなければいけない」