保守王国に激震、18年ぶりの厳しい審判
迎えた投開票日。午前0時ごろ、陣営に入った堂故氏、落選確実の一報。

深夜までもつれ込んだ激戦の末、堂故氏は7967票の僅差で涙を飲みました。
堂故茂氏
「結果が出なかったのは残念です。まだやり残したこともあります。それも残念です。自分のテーマであるふるさとに根っこがある人づくり。地域で。地域の片隅で一生懸命これからもやりたいと思っています」

自民党の公認候補が参院選で敗れたのは、2007年以来18年ぶりです。

氷見市支部の党費問題の影響について宮本選対本部長は次のように語ります。
宮本光明選対本部長
「有権者の皆さん方にするとすべてが『政治とカネ』みたいなところとか、自民党の腐敗みたいなところに意識としてやっぱりあったことは否めないと思っています」

総括責任者の橘慶一郎県連会長は県連の立て直しを図る考えを示しました。
自民党県連・橘慶一郎会長
「改めて原点に戻って。自民党の場合は政治は国民のものということを言ってるわけですから。そこの形にやっぱりどう県連の姿を近づけていくかっていうことをみんなで取り組まなきゃいけないということでしょうね」
