「保守王国」と言われる宮崎で、歴史的な議席交代が起きました。
20日に投開票が行われた参議院選挙の宮崎選挙区で、立憲民主党の新⼈、山内佳菜子さんが自民党現職の長峯誠さんにおよそ4800票差で競り勝ち、初当選を果たしました。
新聞記者、県議会議員を経て国政の舞台へ挑んだ山内さんをMRTテレビ「Check!」のスタジオに招き、選挙戦の振り返りから、今後の政策、そして、一人の母親としての思いまでを聞きました。
(※聞き手:川野武文アナウンサー、加藤沙知アナウンサー)

4800票差の重み、全ての民意を受け止める
山内さんは宮崎日日新聞社の記者を19年間務めた後、2021年から県議会議員を2期目の途中まで務めました。
今回の参院選では、県内の野党4党が支援する事実上の統⼀候補として戦いましたが、当選確実が出たのは日付が変わった午前0時ごろという大接戦でした。

川野武文アナウンサー
本当に大接戦で4800票差ということでしたが、この結果はどのようにに受け止めてますか?
山内佳菜子さん
はい。やはり重く受け止めています。
今回の参議院選挙は、私を含めて4人の候補者が競い合う選挙戦になったのですが、もちろん、他の候補者の皆様に投票された方々も含めて、しっかりと、その民意を全て受け止めなければいけない、その役割を私は与えていただいたのだという風に受け止めています。