福島県は大阪・関西万博に単独のブースを出展し、福島の復興の歩みを国内外に広く発信しました。会場には、あの人気者も登場しました。
大阪市で開催中の大阪・関西万博。
19日の土曜日も多くの人たちが詰めかけ、開門とともに一斉にお目あてのパビリオンを目指しました。
福島県産の木材が使われている大迫力の大屋根リングをくぐると個性的な海外パピリオンが出迎えてくれます。人気のパビリオンには長蛇の列ができていました。
万博会場東側の入口から30分くらいのところに福島県のブースがあります。
この日、福島県は万博会場に単独のブースを設け、福島の魅力を国内外に発信しました。
テーマは未来への「チャレンジ」とあなたへの「ありがとう」を福島から。
東日本大震災と原発事故後の支援への感謝を伝えるとともに、復興に向け挑戦を続ける姿を発信します。
未来を担う若者の力をアピールしようと、会場には福島県立テクノアカデミーの学生たちが3年かけて組み立てた軽量飛行機も展示されました。
この飛行機製作は学生たちが授業で取り組んだもので、実際に飛ぶことができる高い精度で作られています。
【知事】
「乗る方の命がかかっているので本気さのレベルが変わりますよね」
【室屋義秀さん】
「そうです。ものづくり人材として本当に即戦力となる人が育ってきました」
会場では、軽量飛行機製作に協力したエアレースパイロットの室屋義秀さんと内堀知事のトークショーが開かれ、チャレンジを続ける福島の姿をアピールしました。
また公式キャラクターのミャクミャクも登場!
旬を迎えたモモが振舞われると会場は大賑わい。
【大阪市から来場】
「モモが美味しかった」
【大阪市から来場】
「復興のことも見て、美味しいモモも食べさせてもらって大感激です」
【大阪市から来場】
「めちゃめちゃ美味しい。もっと食べたい」
このほかに県産の日本酒や冷凍したあんぽ柿も提供され、一日、来場者をおもてなししました。
大阪・関西万博は10月まで開かれています。