20日に投開票が行われた参議院議員選挙の熊本選挙区は、自民党・現職の馬場成志氏(60)が3回目の当選を果たしました。
バンザイ
当選した自民・現職 馬場成志氏「これからいただいた任期をしっかりと熊本のた め国のために働いていきたい」

熊本選挙区の開票結果です。

【開票結果】
馬場成志 氏 32万8373票
鎌田 聡 氏 26万7273票
山口誠太郎氏 20万0221票
立花勝樹 氏 1万7708票
自民党現職の馬場氏が32万8000票あまりを獲得し、新人3人を下しました。

馬場さんは自民党への逆風もあり、立憲民主党の新人鎌田聡氏と中盤以降、激しく競りあいましたが、45市町村の選対本部を軸に、友好団体や推薦をうけた公明党の支援など組織の総力戦で最後は突き放しました。

事実上の野党統一候補となった鎌田さんは、与党の物価高対策の遅れなどを指摘し18年ぶりの野党議席の獲得を目指しましたが届きませんでした。
立憲民主党・新人 鎌田聡氏「自民党への怒りや不満はかなり聞かれた。一方で参政党も野党としていたので票が分かれた部分で伸びなかった」

参政党・新人の山口誠太郎氏(36)は、既存政党批判の一定の受け皿となりましたが、及びませんでした。
投票率は、59.03%で前回、3年前の参院選より10ポイント近く伸びました。