鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」の本祭が、鹿児島市で行われました。

▶「おぎおんさぁ」の様子を画像で掲載しています。

「おぎおんさぁ」は江戸時代から始まったとされ、悪疫退散や商売繁盛を祈願する祭りです。

20日は時折、青空が見える中、鹿児島市の天文館で本祭が行われ、大人神輿と子ども神輿あわせて19基が電車通りを練り歩きました。

また御所車に乗った十二単の女性や、着物を着て化粧をした子供を乗せた稚児花籠、頭に大きな桶を載せた着物姿の十二戴女の行列など、およそ2500人が街を練り歩きました。

名物の「稚児上げ」では、子どもの健やかな成長を願い、大人神輿の上で威勢のいい掛け声にあわせ、子どもを掲げました。

(見物客)「(鹿児島を)元気づけるために、こういう祭りはあったほうが良い」

20日とあす21日は、北ふ頭近くのウォーターフロントパークで午後4時から後夜祭が行われます。