11月16日、山形・宮城両県のおいしいものを全国に売り込む商談会が開かれました。

食料価格の高騰などで国内の消費が伸び悩む中、今年は“円安”による海外展開が“切り札”となるかもしれません。

「余計なものは前より買わないです」 物価高の影響で伸び悩む国内消費


16日、山形市で開かれたのは、山形・宮城両県のおいしいものが勢揃いする「ビジネス商談会」!

県などが、地元企業の販路を拡大しようと開催しているもので、2022年は3年ぶりの対面となりました。

こちら、鶴岡の老舗漬物店「佐徳(さとく)」。ことしは、新商品の
「青菜漬(せいさいづけ)を使ったバター」を引っ提げて挑みます!

宮城の仕入れ業者:
「うーん!おいしい!初めて食べる味」

「佐徳」担当者:
「こちら1200円」

仕入れ業者の反応は・・・

宮城の仕入れ業者:
「食べたことない斬新さで、おいしかった」
「なかなかない組み合わせだと思う。売れるのではないか」

ただ、今年は燃料費や原材料費の高騰による物価高で、消費者の財布のヒモは固いようで・・・

宮城県の仕入れ業者:
「地域色のあるものが選ぶ基準になってくるかなと思う」

東京・足立区の仕入れ業者:
「消費者の方が一番シビアで、余計なものは前より買わないです」

そんな中、県内の企業にとって、“切り札”になるかもしれないのが”円安”による海外展開!