食料価格の高騰などで国内の消費が伸び悩む中、今年は“円安”による海外展開が“切り札”となるかもしれません。
「余計なものは前より買わないです」 物価高の影響で伸び悩む国内消費

16日、山形市で開かれたのは、山形・宮城両県のおいしいものが勢揃いする「ビジネス商談会」!
県などが、地元企業の販路を拡大しようと開催しているもので、2022年は3年ぶりの対面となりました。

こちら、鶴岡の老舗漬物店「佐徳(さとく)」。ことしは、新商品の
「青菜漬(せいさいづけ)を使ったバター」を引っ提げて挑みます!
宮城の仕入れ業者:
「うーん!おいしい!初めて食べる味」
「佐徳」担当者:
「こちら1200円」
仕入れ業者の反応は・・・
宮城の仕入れ業者:
「食べたことない斬新さで、おいしかった」
「なかなかない組み合わせだと思う。売れるのではないか」
ただ、今年は燃料費や原材料費の高騰による物価高で、消費者の財布のヒモは固いようで・・・
宮城県の仕入れ業者:
「地域色のあるものが選ぶ基準になってくるかなと思う」
東京・足立区の仕入れ業者:
「消費者の方が一番シビアで、余計なものは前より買わないです」
そんな中、県内の企業にとって、“切り札”になるかもしれないのが”円安”による海外展開!