バレーボールのネーションズリーグで日本代表は18日、予選首位のブラジルに0ー3でストレート負けを喫した。3大会連続の表彰台入りを狙う日本代表は通算7勝4敗とし18チーム中5位。試合後、富田将馬(28)と甲斐優斗(21)らがブラジル戦を振り返り、予選最終戦となる20日アメリカ戦へ意気込みを語った。

■スタメン出場で10得点マークした富田将馬(28)

富田選手

Q.試合を振り返って
富田選手:

序盤から苦しい展開が続いたんですけど、それをなかなか切り崩せず負けてしまってとても悔しいです。

Q.自身のプレーを振り返って
富田選手:

最初から攻撃面で良かったんですけど終盤で捕まってしまったので、そこは課題かなと思います。

Q.次戦(20日)アメリカ戦に向けて
富田選手:

アメリカに勝たないとファイナル進出も厳しくなってしまうと思うのでチーム一丸となって戦っていきたいと思います。

■途中起用に応えブラジル戦5得点を挙げた現役大学生・甲斐優斗(21)

Q.試合を振り返って
甲斐選手:

まず悔しい思いがありますし、本当にフィジカルの強いチームで高さもあるチームだと思うので、そこを打ち崩せなかったっていうのは自分自身も高さを持ち味にしてるので、すごく悔しくなります。

Q.自身のプレーを振り返って
甲斐選手:

ブロックを意識しながら高さを意識して、しっかり高いところで打ち切れたってのはすごく自信になりますし、また次しっかり勝ち切っていきたいなと思います。

Q.アメリカ戦に向けて
甲斐選手:

アメリカ戦でしっかり勝って、ファイナルラウンドに進めるようにチーム全員で頑張りたいと思います。

■オポジット西山大翔(22)は第3セットスタートから出場

西山選手


Q.試合を振り返って
西山選手:

自分自身の良いプレーっていうのは最大限できたのかなと思いますし、途中、点数取られてやられてしまった部分があったと思うんで、そういう部分で自分自身の課題っていうのが見つかったと思うんで、そこをどうにかして工夫していけたらなと思います。

Q.サーブで崩す場面があったが
西山選手:

サーブは全部攻めろと言われてたので、自分自身サーブは強気でミスしても、強気でいきたいなと思って打ってました。

Q.オポジットの代表争いについて
西山選手:

西田有志選手だったり宮浦健人選手だったりっていうすごい日本のオポジット2人がいる中で自分自身がどうその中に食い込んでいけるかっていうのと、武器も自分で見つけて、まずそこを伸ばしていけたらなと思います。

Q.アメリカ戦に向けて
西山選手:

強敵ですけど自分自身、今回ブラジル戦で良い手応えをつかめたので、そこでまたアメリカ相手でも長いコースでスパイクを決めていきたいなと思います。

■初スタメンの西本圭吾(26)はプレー、パフォーマンスで存在感を見せた

西本選手

Q.試合を振り返って
西本選手:

悔しいの一言ですね。本当に国内もそうですけど、あそこまで自分の前でクイック使われることっていうのは、ない経験ですし、日本にももちろん素晴らしいミドルブロッカーの選手たくさんいるんですけど、またさらにレベルの高い、打点の高いところから早く長く打ってくる。クイックに対しての経験値不足もそうですけど、準備の遅さも感じたのでここは一つ経験できたっていうのは、次に繋がることもあるし多分、自分には無理だなとか諦めたら、もう彼らに勝つことっていうのは絶対に不可能だと思うので、僕はまだ自分のことを信じてますし、可能性はあると思ってるんで、この課題を突き詰めて、日本の素晴らしいディフェンスの一つになれたらなと思います。

Q.次戦に向け
西本選手:

本当に重要なゲームでファイナルに繋がる重要なゲームなんで、選手はもちろん頑張るんですけど、皆さんの力が必要なってくると思うのでこれからも応援よろしくお願いします。

■日本ラウンド初登録のリベロ山本智大(30)とMD山内晶大(31)

左から山本選手、山内選手

Q.ブラジル戦を振り返って
山内選手:

日本も良いバレーをしてたんですけど、やっぱり向こうの方が、より完成度的なものは高かったなという印象でしたね。
山本選手:
イメージは沸いてたんですけどイメージは。
山内選手:
イメージ先行。

Q.どんなイメージですか?
山本選手:

こう来たら拾うぞみたいな。イメージは完璧でした。120点です。イメージだけ。

Q. アメリカ戦に向けて
山本選手:

僕は勝ってしっかりファイナル進出に向けて、頑張りたいと思います。
山内選手:
そうですね、勝って日本ラウンド最後なので、ファンの方々だったり応援してくれる方々と一緒にいい形で終われるように頑張りたいなと思います。