シリア空爆 背景には“部族間衝突”
イスラエルによる空爆は3日連続。この背景にあるのは、異なる部族間の衝突です。
シリア南部スワイダ県では13日からドルーズ派と遊牧民の勢力の衝突が続いていて、シリア人権監視団によると、死者は500人以上にのぼるといいます。

イスラエルは自国にも住むドルーズ派を保護する目的だとして、この「部族間衝突」に介入。首都ダマスカスのほか、これまで南部スワイダ県などを空爆しているのです。

緊張が続く中東ですが、アメリカのルビオ国務長官はSNSに「深刻で恐ろしい状況を16日夜、終結させることで合意した」と投稿。衝突の終結で合意が成立したと発表しました。